日差しも熱くなってきました。野草たちも勢いを増して芽吹いてますね。
海や山やアウトドアが増える夏に向けて今日はユキノシタを漬け込みました。
ユキノシタは紫外線でダメージを受けたお肌の修復促進作用及び美白効果、シミ、シワ、ニキビ、腫れ物に効果をもたらすお肌に優秀な野草ですね。
市販の化粧水にも最近はよくユキノシタエキスが配合されていますね。
身近な野草の名前を見つけると嬉しくなります。
生薬名は虎耳草(コジソウ)、
昔は
・怪我には葉を火にあぶって患部に貼る。
・やけどには揉んだ葉を貼りつける。
・中耳炎には葉の絞り汁を垂らす。
といった活用法があったようです。
化粧水にも使えるチンキの作り方は以下です。
採取した野草をよく洗い、水切り →陰干し→必要ならカットしてアルコールに漬け込む →最低1ヶ月は漬け込んで濾して冷暗所保存。
使用するアルコールですが今までの経験上、
完全に乾燥させた野草はアルコール25度の焼酎
水切りして水分が程よく抜けたものは35度の焼酎、ウォッカ、ホワイトリカーなど。
長期保存せずにワンシーズンで使い切るものなら日本酒でも。
ものすごく凝縮したエキスを作りたい場合はエタノール抽出もできますが、薄める濃度など気を付けなければならないポイントがあるので慣れるまではオススメできません。
化粧水にはチンキを精製水で5%~10%で薄めて使ってみて下さいね。
お肌が弱い方は数滴から試してみてください。