私が薬草に出会う前、どちらかというと体調不良だったように思います。病院に行くまではないけども、便秘をしたり、お腹が痛かったり、足がむくんだり、冷えたり…そんなことは大半の方か悩んでおられる代表的な症状ですが、やはり身体がそんな状態だと気持ちも冴えないものです。
会社員時代はよく便秘をしていました。2週間出ないときもありました。仕事は楽しくストレスもそんなに感じていなかったように思いますし、ご飯は自炊だったので、野菜中心。便秘になる理由が全くわかりませんでした。当時は便秘が普通という感じでした。
でも1週間もすれば、出したいけど出ない苦しい状態が続くので、食物繊維の多い物を食べたり、マッサージしたり、腸を刺激するストレッチや体操をして解消していました。便意はこないので、1週間程経って苦しくなったら焦り出すのを繰り返していました。
転職して、薬草茶を毎日飲む習慣ができました。会長から「薬草茶を飲めば、腸の調子が良くなって、便秘は解消されるよ」と聞いていたのですが、特にそのことを意識することなく飲んでいました。3か月くらい経って、「そういえば、最近便秘のことで苦しんでないかも」と気づきました。いつの間にか私の便秘症が解消されていたのです。「薬草ってすごいかも。良い習慣で、いつの間にか体調が良くなれば凄く理想的!!」と思った初めての出来事でした。
薬草のチカラにお世話になった2つ目の出来事はヨモギです。
海に行った時、友人がクラゲに刺されてしまい、痒く、痛がっていました。ヨモギは止血、虫刺され、かゆみ止め、消炎、抗菌、鎮痛と様々な効能があると教えてもらっていたので、とりあえずそこら辺い生えていたヨモギの葉を揉んで患部に当ててあげました。しばらくそのまま当ててもらっていると痛みが減ったというのです。自分で手当しておいて「うそーー」と驚く始末。消毒液も絆創膏も持っていなかったので、本当に助けられました。
薬草を知って5年目。
薬効だけでなく、たくさんの自然の事を教えてもらった気がします。薬草とされていなくても、そこにあるだけで、私たちに元気を与えてくれますし、普段の生活では忘れがちな大事なことを思い出させてくれます。
これからも野草薬草と共に、すべての恵みに感謝して過ごしていきたいです。
自然に取り入れて良い習慣を…地球全体に良い循環を…
工藤 トモヨ