野草のティンクチャーを活用しよう

先日の野草ハンター塾ではナズナのティンクチャーをお土産にみなさまに持ち帰り頂きました。

ティンクチャー(チンキ剤)とは野草、ハーブをアルコール抽出したもので 

水溶性の有効成分と脂溶性の有効成分、どちらも抽出したもの。 

今回は勉強した早春の野草ハンター塾で勉強した5種の中のナズナを漬けました。 

ナズナは昔から民間薬に血を固める作用があるとされており、戦時中には生の葉を揉んで血止めとして使ったり、婦人病(月経過多や産後の出血過多)には煎じて飲んだりなどされていたようです。

高血圧や目の充血、利尿、便秘にも良いようです。 

ナズナのティンクチャーの使い方としては 

・白湯に数滴垂らして飲用する 

ティンクチャーと水を1:10で希釈して 

・目の充血にはホットタオルにスプレーして目にあてる

・歯の出血にはうがいする 

など使えるのではないでしょうか。

民間薬は食料や薬が今のように豊富にはなかった時代、暮らしに植物をうまく取り入れて代々伝わってきたものです。

傷を負ったからとナズナの葉を揉んでつけるのも知恵ですが、現代人には逆に化膿したり雑菌が入り悪化する可能性もあります。

怪我にはきちんと立証されたお薬を使う方が良いでしょう。 

しかし、このご時世いつ何時も食糧難になったり薬不足になったり山で身体ひとつになったりする事があるかもしれません。 

こういった民間薬の使い方をしっておくだけでも安心ですよ。

我が家には10種類くらいはティンクチャーを常備しています。

肌荒れにはユキノシタやドクダミで化粧水、

喉の痛みや咳にはビワの葉やオオバコうがい、 

足のかゆみにはカキドオシ、冷えにはヨモギの足湯(今の時期足湯に数滴垂らしておすすめです!) 

などなど数種類あるだけでも日々の暮らしに役立ってくれます。 

ぜひぜひ活用してみてはいかがでしょうか✨

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